なぜ、このサービスを始め様と思ったのか?
会社により差があるとはいえ、バブルが弾けてから中小企業の経営は概ね厳しい状況に置かれています。
創業経営者の皆様からは「何を甘えたことを!」とお叱りを受けそうですが、2代目や3代目には「継いだ者」にしか判らない、それはそれなりに苦労があるものです。
今泉自身も2代目であり、その辺りは理解できる部分があります。
会社を継がれた2代目・3代目経営者の皆様を何とかして支えたい。
そう思っていたある日、ふと思ったのです。 お客様は、弊所以外の皆さんはホームページにどれくらいの経費を掛けているのか? と。
手始めに同業者数人にお尋ねして見ました。 結果は以下の通り、かなりばらつきがあり、結構な金額を支払っている方もいらっしゃいます。
金 額 | 管理状況など |
月額1万円 | 軽微な編集作業 |
レンタルサーバー代月額3千円 ドメイン代は顧問先のシステム エンジニア会社が支払ってくれる | - |
月額1万円(初期費用32,400円) | 自分で入稿 社労士資格がある職員さんが担当しているので、入稿時のやり取りはスムーズ |
1社目 製作10万円 SEO依頼で毎月3万円 2社目 製作18万円 管理費月額1万円 3社目(現在) 製作約10万円 レンサバ・ドメイン管理合計年額5千円程 | 自分で管理・更新ができないため、ここ数年はほったらかし ホームページから顧客の獲得無し 今後はもう少し力を入れるか、廃止か検討中 |
レンタルサーバー代とドメイン料を合わせて、17,600円(税込み)/1年です。 | 私は知り合いの方に、ホームページの作成と管理をお願いしています。 管理費は特にありません。 |
年間契約で金額は3万6千円 | - |
また、お客様数社にもお尋ねした際「管理料が引き上げられたタイミングで止めた」という方もいらっしゃいました。
弊所のホームページはWordpressを使用して自作しています。 費用はレンタルサーバー代が年間13,200円(税込み)+ドメイン管理料が年間5,225円(税込み)の合計18,425円です。(現在のドメイン管理会社、チト高めで、変更の予定)
「年間17,000円位の経費しかかからなければホームページを持ってみたいと思いますか?」
この問いに「YES!」と即答される方はいらっしゃいませんでした。 当然です、痛い目を見た・維持費が高い等の経験をお持ちのなのですから。 それでもそのお顔には「検討して見てもイイかも?」と書かれています。
「お役に立てるなら、出来る限りのサポートをしよう! ホームページの無料作成サービスを始めよう!」
そう思った瞬間でした。
ホームページを持つメリットとデメリット
維持管理費の問題だけではなく、そもそも論として、ホームページを持つことのメリット・デメリットを考えて見ましょう。
・ホームページを持つメリットは何か?
弊所がホームページを持っているメリットは「1166.jpで検索してメールを下さい!」と言える事です。
メールアドレスは「imaizumi-jimusyo」+「@1166.jp」です。 長いですよね。
打つのも面倒でしょうし、スペル違いも生じ易いと思います。 それが「1166.jpで・・・」と簡単にお伝えできる。 これが最大のメリットであり、ほぼ唯一のメリットです。
たまには「ホームページを見た」と問い合わせが入ることも有ります。 原稿依頼をいただき収入に結び付いたことも有ります。 しかし、維持費をペイするほどのものではありません。
もちろん、会社ごとにメリットは様々あるかも知れません。 しかし小規模事業所様ではメリットよりも次に述べるデメリットが勝る場合が多いのでは? と思います。
・デメリットは何か?
ホームページ作成会社のサイトには「ホームページは24時間休みなく働く優秀な営業マンだ!」の様なうたい文句が踊っています。 しかし、これは幻想に過ぎません。 優秀な営業マンに育てるためにはそれなりの教育(メンテナンス)が必要です。
小規模事業所ではこれを充分に行うのは難しい面が有ります。 先に挙げた同業者の例の様に「ここ数年はほったらかし」状態になりかねません。
弊所の場合も更新頻度は非常に低い状況です。 おまけに年間1.8万円ほどの維持費が掛かっています。 「手間と経費」これは明確にデメリットと言えるでしょう。
では、何故弊所はホームページを維持しているのか?
それは持つことのメリット・デメリットの他に、持たない事のデメリットが有ると考えているからです。
・持たない事のデメリットとは?
皆さんは何かを調べる時にどの様な手段を採られるでしょう?
現代においては、先ず「ネット検索」が思いつくのではありませんか?
「社会保険労務士? 今泉? 何者?」となった場合、必ず検索をされます。 その結果として「東京会会員」「葛飾支部会員」程度しかヒットしない。 弊所独自のホームページが出てこなかったらどうでしょう? おそらくそこでお終いです。 その先に繋がる事はまずないでしょう。
社労士として商売をしている以上、この点が一番恐ろしい事です。
「なんだ、ホームページも無いのか!」と思われ、お終いになる事が!
そのための維持費、年間1.8万円ほどは必要な額だと思っています。 ただ、これが年間12万円となると維持する事に価値があるかどうか? 考えものではありますが。
WordPressをお勧めする理由
社労士会の中でも、まだホームページを持っている事務所はごく一部であった頃、弊所はジオシティーズというサービスを使いホームページを立ち上げました。
その後、入力すればそれが直ぐにホームページの見た目通りの表現形式で見ることが出来る(WYSIWYG型と言われるもの)「alphaEDIT」というフリーソフトを見つけ、それを使用していました。
しかし、素人の手による物です。 見た目がもう一つ、どころが「三つも四つも足りない感」満載でした。
「これは専用のソフトを購入せにゃあかんかなぁ・・・」と考えていた頃、あるソフトと出会い購入。 紆余曲折を経た現在、Wordpressを使用してホームページを運用するに至ったのが2017年くらいだったと思います。 (この辺り、時期の記憶が曖昧です)
Wordpressには様々なテンプレート(これをテーマと言います)が有ります。 有料のテーマも有りますが、無料でもクオリティーの高いものが数多く存在しています。 弊所のホームページも無料のテーマを使用させていただいています。
その他にもGoogleとの連携(これによりSEO対策が変わるらしい? 詳しい事は「?」なんですけどね)や様々なプラグイン(機能拡張ソフト)が充実しています。 お問い合わせのメールフォームや会社所在地の地図表示なども簡単に作ることが出来る様になっています。
現在、Webの37%がWordpressで構築されているとの事。「それなりの理由がある」という事の証しでしょう。
今泉は多少の経験があるとはいえ、HTMLやらCSS等(ホームページを作るためのプログラム)の専門知識は持ち合わせていません。
それでも何とかホームページ作成が出来ているのです。
また、数万円から十数万円を支払い作成されたホームページでも、スマホで見ると、そのままスマホ画面のサイズに縮小されてしまい文字が見えづらいサイトがあります。 スマホ画面サイズに合わせ、画像の並びや文字の回り込み等を自動的に調整し、無理なく見えるように換えてくれる機能をレスポンシブ機能といいます。 Wordpressのテーマは、ほぼ全てがこの「レスポンシブ機能」に対応しています。
経費を掛けずに自分でホームぺージを設置するならWordpressがお勧めです。
実際、いくら掛かるのか?
弊所のホームページはXサーバーという会社のサーバーをレンタルしています。
このレンタル料が年間13,200円(税込み)、ドメイン管理料が年間5,225円(税込み)の合計18,425円ですが、Xサーバーにドメイン管理を移管すれば3,102円(税込み)となり、年間16,302円になります。
サーバーレンタル料を3年契約にすれば35,640円(税込み)で、ちょいちょい行われるキャンペーン期間に契約すればドメイン管理料が無料になり、1年当たり11,880円(税込み)の経費で維持できることになります。 (2020.09.01現在)
弊所はXサーバーの回し者ではありませんし、弊所がサーバーをレンタルしている以外に何らの関係も有りません。
ただ、私共が知っている情報をお知らせしているだけです。 他のホスティングサービス会社でも同程度の金額でレンタル出来る会社が、探せば見つかるかもしれません。
独自ドメインを取得して、サーバーをレンタルする。 それだけなら、1ヶ月1,000円程度の金額でホームページが維持できる事実を知っていただきたいのです。
とは言え、実際に作るのはどうしたら良いのか?
ここまで読んで、
「なるほど、1万円/月もの維持費が必要無い事は判った。 Wordpressが良いらしい事も、何となくだが理解出来た。 でも、実際どの様にしてホームページを作ったら良いのか判らない。 Wordpressなんて触ったことも無い。」
そう思われた方も少なからずいらっしゃるでしょう。
大丈夫です!
弊所のお客様であれば、
無料でお作りします!
「と、言われても、シロウトの社労士今泉に何がどこまで出来るのか?」と思われますよね。
そこで、サンプルのサイトを5つ作成して見ました。
極々シンプルなものから、無料でもかなりの項目が盛り込まれたテーマを使用したものまで、どの様なサイトが作れるか? 参考にしていただける様にご用意して見ました。
サンプルサイトをご覧いただき「ウチでもホームページを持ってみようか・・・」と思われましたら、お声がけ下さればご相談させていただきます。
○sample-site.a
弊所のお客様に多い製造加工業を想定し、Businesspressと言うテーマでシンプルに作成。
○sample-site.b
sample-site.aと同じテーマを使用して、社労士事務所サイトとして作成。
○sample-site.c
弊所と同じ、ヘッド画像のスライドに特徴のある海外製のSydneyテーマの無料版を使用。
○sample-site.d
こちらも海外製、Hestiaというテーマと無料版テンプレートを使用。
○sample-site.e
同じく海外製のテーマ、Onepressと無料版テンプレートを使用。